資生堂「1年でサブスク撤退」の学び
資生堂が7月からDNA検査サービスを開始。
DNAをAIを基に肌の体質を解析し、ケアの提案などに活用する
パーソナライゼーションサービス。
以前、同社はAIを活用して顧客の肌状態に合わせて商品そのものを
パーソナライズするサービスを提供しているが、1年で撤退した経験がある。
会員に保湿液を抽出する機器を貸し出し、肌状態の解析を基に、
保湿液が配合され、抽出される仕組みであった。
ハードウェアを提供するサービスであったため、顧客のネット環境に
品質が作用される点が大きな課題となり、継続的な提供することが困難になった。
そういった背景を踏まえ、7月に提供開始されたサービスは、
自宅に検査キットが届き、返送後解析され、専門家からアドバイスを受けられる仕組みとなっている。