目的に合わせた複数の事業展開
三越伊勢丹では化粧品ECサイト(ミーコ)、食品定期配達サービス(イセタンドア)の
2つの新規事業を展開しています。
それぞれ別の目的を持たせており、ミーコは新規顧客の獲得を目的としており、
伊勢丹の名前を使っていない。一方でいセンタドアは顧客との接触頻度を増やすことを目的としているサービス。KPIについても、その目的に合わせて設計をされている。
もともとは数あったデジタル事業でそこを絞りこんで取り組んだという背景もあるとのこと。
目的を明確にし、そこに向けたサービス設計からサービスの見せ方を工夫していることで、
新規事業が売上以外でも評価される仕組みを構築しているように見えます。評価されるポイントが増えることで、継続してサービスを改善していく土台ができるのではないでしょう。